コンパクトタイプ STP-4 3Dプリンター

印刷テスト

3D印刷では印刷物をベッドにしっかり付着させる必要があります。
ガラス板の表面に直接印刷すると印刷物が直ぐに剥がれてしまいます。
印刷物が剥がれ難くするため付属品の耐熱テープをガラス板に貼ってください。

気泡やしわが出来ないよう丁寧に貼ってください。
左の写真は見易くするためガラス板をヒートベッドから外しています。
ガラス板をヒートベッドから外さず耐熱テープを貼って構いません。
手の脂分が付かないよう手袋をして作業してください。
表面に脂分が付着すると印刷物の付着が弱くなって浮き上がる恐れがあります。
面積が大きいものを印刷する場合、周辺部が浮き上がってしまって形が悪くなる事があります。

そのような場合は耐熱テープを使わないで左のスティックのりを直接ガラス板に塗るという方法があります。
この方法で浮き上がりをかなり回避できます。

ただし何回か印刷を繰り返す内に印刷面がでこぼこになるので定期的に付着したのりを剥がしてください。

温度制御の動作確認

3Dプリンターの電源をオンにしてください。

「Check temp」の下の「Watch」チェックボックスにチェックを付けるとホットエンドとヒートベッドの現在の温度がグラフで表示されます。
いつも表示させてください。

「Ex0」・・・ホットエンドの現在の温度
「Bed」・・・ヒートベッドの現在の温度
「Heat」はホットエンドの温度です。
下記を選択してください。

「Heat」・・・「230(ABS)」

この温度はABSフィラメントを使用する場合のホットエンドの標準温度です。
「Heat」の「Set」をクリックしてください。
「EX0」のグラフが上昇するはずです。
230℃に温度制御されます。
温度制御が正常なら「Off」をクリックしてください。

「Bed」はヒートベッドの温度です。
下記を選択してください。

「Bed」・・・「110(ABS)」

この温度はABSフィラメントを使用する場合のヒートベッドの標準温度です。
「Bed」の「Set」をクリックしてください。
「Bed」のグラフが上昇するはずです。
110℃に温度制御されます。
温度制御が正常なら「Off」をクリックしてください。
エクストルーダーの動作確認

プリントヘッドにABSフィラメントをセットしてください。
手前に6角穴付きボルトが付いています。
このボルトはフィラメントを挟むローラーのバネの強さを調整するボルトです。
緩み止めのナットが付いています。
緩み止めのナットを緩めて6角穴付きボルトを緩めてフィラメントを差し込んでください。
フィラメントを差し込んだ後6角穴付きボルトを締め、最後に緩み止めのナットを締めてください。
「Heat」を230(ABS)に設定して「Set」をクリックしてください。
「Ex0」が230℃に達したら「Extrude」をクリックしてください。
ノズルの先端から樹脂が吐出するのを確認してください。

樹脂が吐出しない場合はエクストルーダー用ステッピングモーターの回転方向を確認してください。

ちょっと見難いですがファン側から見て時計周りが正しいです。
モーターの背面から見た場合は反時計周りが正しいです。

もし逆に回転している場合はエクストルーダー用ステッピングモーターの配線のRAMPS側差し込みコネクタを左右逆に挿してください。
エクストルーダー動作 動画 
ダウンロードページからsample1のG-codeファイルをダウンロードし展開してください。

Pronterfaceの「File」をクリックしてsample1のG-codeファイルを読み込んでください。

Heat:にホットエンドノズルの温度を設定して「Set」をクリックしてください。

ABSの場合のノズルの温度・・・230℃

Bed:にヒートベッドの温度を設定して「Set」をクリックしてください。

ABSの場合のベッドの温度・・・110℃

「Print」をクリックしてください。
ヒートベッドの温度が設定値に達するとヒートベッドが原点に移動します。

ホットエンドが設定値に達すると印刷が始まります。

[ご注意]

sample1のG-codeファイルはABS用です。
設定温度が違いますのでPLAフィラメントには使えません。

PLAの場合ノズルの温度・・・185℃
PLAの場合のベッド温度・・・60℃

どうしてもPLAでテストしたい場合はご面倒ですがメールでお問い合わせ願います。


印刷物の周囲に線が1周引かれます。
周囲の線が引き終わりましたら「Pause」をクリックして印刷を停止してください。

線の太さを観察してください。
線の太さが約1mmになるのが良いです。
ノズルとベッドが近過ぎる場合は左の写真のように線が太くなります。
特にノズルがベッドに接触している場合は樹脂が出る隙間がなく線が引かれません。
このようになった場合はノズルの原点高さを上げる必要があります。
プリントノズルの高さ調整を再度実施してください。
ノズルとベッドが遠いと左の写真のように線が蛇行します。
このようになった場合はノズルの原点高さを下げる必要があります。
プリントノズルの高さ調整を再度実施してください。
 プリントヘッドの高さ調整が完了しましたら最後まで印刷してみてください。
左のように印刷ができるはずです。

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